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9月24日は産神様、ぼたもち神様といって、小局集落の人が揃ってぼたもちを作って、一軒、一重、持ってお堂の前に集まり供えてからお祭りが始まるのです。
このお祭りには遠くから妊婦さんが見えて安産を願う、お産の神様として有名です。
供えられたたくさんのぼたもちは見事なものです。祭りが終わりしだい、そのぼたもちを参詣者の皆に配られ、その場で手のひらにもって食べるわけですが妊婦さんは特に食べると安産になるとのことです。
また、ふだんでも、参詣者の姿が見られる事があります。
神前に灯したローソクの残りの1番短いのをいただいて帰り、お産の始まった妊婦の枕元で灯すとローソクの終わる頃には産まれるという事です。(「南部の味と暮し」より 参考文献)