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やぶいり・藪入り

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≪世詩絵の回顧録 薮入り≫(2023年1月16日)
 
正直、
私には薮入りのお話を、
ここに記すほどの、
思い出は無いのです‼️f(^_^;
実家には、
いつでも帰れましたから、
1月16日の薮入りだからと、
わざわざ帰ってはいませんでした (^-^)v
 
今では、
""薮入り""
と言う言葉すら死語かもしれませんね‼️
 
今日は、
姑の話をします‼️
 
隣村の小局から、
吉川家に嫁いできたのは、
昭和25年の年で、
終戦後とはいえ当時は、
まだまだ家長制度が厳しい、
男尊女卑の時代です。
 
長男の嫁としての役割は、
誠に厳しく辛かったとそうです‼️
冠婚葬祭以外で実家に帰れるのは、
正月・盆の薮入りくらいだったから、
16日はとても楽しみだったと、
懐かしそうに話してた顔が、
今も思い出されます
 
新井・平丸線のバスで除戸で降り、
後は雪道を徒歩で帰る訳ですが、
夏場よりずっと時間がかかったのです‼️(>_<)
重箱に姑が詰めてくれたお惣菜を、
手土産にして、
(帰りはその重箱に実母が惣菜を詰めて)
二人の子供を連れての里帰りです‼️
 
戦前は、
平丸地区内での結婚がほとんどだったのですが、
(行き来が楽?ばかりじゃ無いけど‼️)
 
終戦直後は、
戦死された若い男性が多かったから、
""婿一人に嫁十人""なんて言われてた時代です‼️
義母も、
当時としては晩婚で、
お見合い話=結婚なんて事で、
義父に嫁いできたきたそうです‼️
大舅夫婦・舅夫婦・義妹弟など、
十人の大家族でした‼️
 
義父は、
優しい子煩悩の人だったと言ってましたが、
結婚五年後に、
土木工事現場の事故に巻き込まれ、
32歳の若さで亡くなったのです‼️(T_T)
その翌年には、
舅が脳溢血で急死して、
義母の苦労続きの人生が、
始まったのはここからです‼️
 
"薮入り"を楽しめる生活は、
もう無かったんじゃないでしょうか‼️(((^_^;)
 
おしまい

ごぜ宿、浪花節宿

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雨水

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別院の回壇

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  村のお寺に村の皆さんが集まり、1月の28日に行う1月始めのお講で、お寺でご馳走して村の人を呼んだものである。
 その後は2月と3月の各月に村の一組から順番に米・味噌を持寄りご馳走を作り、お寺の家族と説教者を呼んで、説教をきいたりお経の本を見て習う。男の人も参加してもよい。(「南部の味と暮し」より 参考文献

 

 

 

 

 

上巳(桃の節句・ひな祭り)

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